こおりとお茶のお店『ほうせき箱』のエスプーマ氷


いよいよ夏本番、今年も厳しい暑さになるのでしょうか。日本の夏と言えば“かき氷”!涼味を求めて、奈良もちいどの商店街夢CUBEの一角にあるこおりとお茶の店『ほうせき箱』に今話題のエスプーマ氷を食べに行きました。店主の岡田桂子さんにお話を伺いました。

「エスプーマ」はスペイン語で「泡」を意味し、いろいろな液状食品が亜酸化窒素ガスで泡に変えられるそうです。私がいただいたエスプーマ氷(税込750円)はかき氷にグレープフルーツをトッピングし、その上からヨーグルトシロップをムース状にしたエスプーマを上からたっぷりのせたものです。ヨーグルトとグレープフルーツの爽やかな風味で、今までのかき氷のイメージを大きく覆すものでした。氷も店主のこだわりで、通常の氷は48時間かけるところを72時間かけてゆっくりと凍らせ、透明度の高いものに仕上げます。さらに氷を削る温度も研究され、マイナス10℃の低温で削ります。こうしてできたかき氷はとても繊細で、エスプーマの泡に包まれ、雲のようにふわっとした食感です。口に入るとすっと溶け、後味もとても爽やかでした。

岡田さんは、昨年氷室神社で初めて開催された「ひむろしらゆき祭」の実行委員として参加したことがきっかけとなり、すっかりかき氷の虜になってしまったのだそうです。平城京の時代、春日野に氷室が設けられ、氷を夏まで保存して平城京に献上したとのことで、以後氷の神を祀り、豊作を祈願する春迎えの祭りが営まれてきました。今も氷室神社では5月1日に献氷祭が行われ、全国各地から製氷・販売業者が参列しています。

かき氷が全国的にブームになりつつある昨今、氷の神様がおられ、「夏の氷食の発祥」ともいえるこの奈良の地に、国内、さらには世界中からおいしいかき氷を食べに来てほしいというのが岡田さんの熱い想いです。今年も7月18日(土)、19日(日)の2日間氷室神社境内で「ひむろしらゆき祭」が開催され、昨年よりも多い17店舗が出店する予定です。昨年は大変盛況で、2時間待ちの店も出たとのことですが、今年はAirウェイトシステムの導入で、整理券を事前に入手してスマートフォンで順番を確認でき、行列に並ぶことなく食べられるようになるそうです。ほうせき箱は18日(土)に出店予定で、植村牧場のパールミルクを使ったかき氷を考案中の他、地元食材を取り入れることを心掛け、大和茶や植村牧場のミルクシロップを用いたかき氷が自慢です。また夏以外の季節には、午前中来店すれば大和茶のほうじ茶で炊いた「おかいさん(茶がゆ)と7つのおかず(税込600円)」をいただくことができます。次は是非この茶がゆを食べてみたいと思っています。

ほうせき箱
奈良県奈良市餅飯殿町12 もちいどの夢CUBE 内
0742-93-4260
定休日:木曜日(祝日の場合は営業)営業時間:8:00 - 19:00
※おかいさんは〜12:00、かき氷は12:00〜
ひむろしらゆき祭の情報サイトhttp://himuroshirayuki.wix.com/himuroshirayuki

池内 ますみ



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