もう一度行きたくなる「ハーブクラブのレストラン」


社会福祉法人青葉仁(あおはに)会の「ハーブクラブのレストラン」は、名半国道・針インターを降り、国道369号を北に車で約15分の所にあります。
店に入りますと、元気な明るい声で「いらっしゃいませ」と案内されました。 お店の中では、知的障害者と健常者の皆さんが、混然と明るく、溌剌(はつらつ)と働いておられました。このレストランが、施設の就労センターとは思えない、本当に自然で温かな雰囲気が漂っていました。

ハーブクラブの特徴について、レストラン等の責任者で、所長の稲実氏にお聞きしました。
「まず、お客様に身も心もリフレッシュ頂く、温かな温度差のある店づくりです」
「余談ですが」との前置きがあり、「過去に心に病のあるお客様が来店され、リフレッシュされてお帰りになられた方がおられたのですよ」と、にこにこ顔で話をされました。 「材料は極力、有機野菜を使い、見た目に楽しく、ヘルシーなものを提供しています」とのことです。

メニューは豊富で、石釜ランチ、オリジナルカレー、パスタ、ピザ、パン等。また、日替わりでメニューが変わるランチタイムが評判です(11時30分〜14時30分。売り切れれば終了)。 特にドレッシングは、素材を大事にしているとのことです。その他にお菓子、ケーキ等も豊富にあります。

当日、石釜でピザを焼いて頂きましたが、真っ赤な炎を見ていますと「温かな温度差がある店づくり」とオーバーラップして、心までほんわかとなりました。ピザの味は文字での表現が難しいのですが、「うまい」の一言に尽きます。県外ナンバーの車も多く、7割がリピーターで、毎週来られるお客さまがおられるとのこと、納得です。 もう一つびっくりしたことは、厨房(ちゅうぼう)にプロのシェフがおられないことです。パートさんが中心で、料理を作っておられます。以前はプロのシェフがおられたようですが、文化の違いもあり退職されたとのことです。しかし、プロ顔負けの料理が提供されているのは驚きです。

隣には、モンベル(青葉仁会との提携作業場の一つ)で作られた。かばん、小物を売っているお店があります。お土産にいいのではないでしょうか。
ハーブクラブは平成9(1997)年にオープンし、苦節の時代もあったようですが、近くに「満天ひろば」、ブルーベリー園等もでき、お客さまも増え、地域おこしの発信基地にもなっているようです。

場所=奈良市水間(みま)町3020の3
電話=0742-81-0829
開店時間=月曜日から金曜日、10時〜18時。土曜、日曜、祝日は10時〜19時。

水谷 直利



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